狭い道ですれ違い判断のために、基準を作っておくと良い[動画]│絶対に怒られない千葉のペーパードライバー講習モロッコ屋 ~ 安全運転や駐車を理解しよう ~

1 すれ違えるのかな？すれ違えなかったらどうしよう・・
2 まとめ
3 動画の撮影場所

すれ違えるのかな？すれ違えなかったらどうしよう・・

そんな不安を抱えている初心者やペーパードライバーは多いと思います。住んでる場所が狭い道路の場合は通るしかない。でも怖い。今回はただの１例にすぎませんが、動画をご覧ください

この道路は少し狭めの道でした。でも難なくすれ違えています。

「この道幅なら難なくすれ違える」「この道幅は対処しないとすれ違えない」など基準値を覚えておくと良いでしょう。

1番良くないのは対向車のことを考えず狭い道に進入し、対向車が来てからどうしようと考えることです。これは対処に時間がかかるので対向車にも迷惑になります。

気になっている狭い道に実際に行き観察してみる

前述した基準値が分からない場合は、近所でもどこでもいいので狭路に行き観察してみてください。
そうすると「この道は車同士すれ違える」「この道はすれ違えない」など道幅に応じて感覚がついてきます。

動画の中にあった道路ですが、一見すると狭くてすれ違いが困難に見えます。
しかし実際には・・

意外と車の幅は大きくなく、こんな道でも十分にすれ違えることができるんです。

そういったことを一つ一つ経験や知識として積み重ねておくと瞬時に判断できるようになり、その判断に合わせた対処法を考えながら走行することが可能になります。

いきなり全てを理解し狭路マスターです。という訳にはいきませんが、一つずつ確実に知ることでいつの間にか狭路への不安や恐怖感はなくなるはずです。

対向車のスピードがカギ！

動画の最後に意味ありげに記載しましたが、これも非常に重要です。

初心者やペーパードライバーさんは狭路で、避けすぎたり、待つ必要のない場所で待ってしまうことがあります。どちらも悪いことではないのですが、例えば避け過ぎた場合、相手側からするとその分余裕がでるので、さらに避けてくれなくなります。

また避け過ぎた場合、避けた分を元の位置に戻らねばなりません。そこに電柱や歩行者がいた場合はそこでも緊張感がアップしてしまいます。

ところが、対向車のスピードを見ていると「そもそも避ける必要があるのか」が分かることが多いのです。

例えば画像の対向車のスピードが速い時、対向車は「行ける」と思っているから減速しません。

例えば画像の対向車のスピードが遅い時、止まっている時は「難しい、行けない」と思っているので速度に影響が出ています。これは私たちも同じことです。
つまり対向車がある程度にスピードで来ている場合、過剰に避ける必要はないということになります。

逆に、対向車が止まったりしている時は、こちら側が動いて対処するイメージです。

このスペースがあれば行ける！という基準もまた重要

画像の四角で囲っていない(前走車の)方をご覧ください。

このスペースを覚えておきましょう。「このスペースがあれば行ける」「このスペースじゃ行けない」とスペースが判断基準になるので、無謀な挑戦をしないで済んだり、「すれ違い可能性の発生段階〜すれ違い終了」までの一連の流れがすんなり終わることもあります。

忘れてはいけないのが歩行者や障害物

動画には自転車や歩行者など映っていますが、道路によっては電柱やゴミステーションなどの障害物が沢山あります。その時、対向車のスピードをしっかり把握できていれば、すれ違いポイントを事前に予測しその地点の歩行者や障害物予測などが可能になります。タイミングが悪いと予測できればこちらのスピードを調整することにより、危険なくすれ違うことが可能になります。