ペーパードライバー講習04- 窓が曇った時 と ワイパー操作
窓が曇った時 と ワイパー操作
ペーパードライバー講習04- 窓が曇った時 と ワイパー操作
(2017年の古い記事です。ご容赦ください)
まず最初に、このページは ペーパードライバー講習 を受講したいんだけど、車の操作や手順は全て忘れたよ!何にもわからないから最初から教えてよ!
というようなペーパードライバーさんや初心者さんのためのページです。
窓が曇った時 と ワイパー操作
ワイパーは雨が降った時に使いますが、窓が曇った時はどうするかわかりますか?
これを知らずに放置しておくと、窓が曇って何も見えなくなり事故になる危険性もあります。
窓が曇った時はデフロスターで対処します!
意外かもしれませんが、この2つで事故を起こしてしまう人もいるのです。
ワイパー
まずワイパーを動かすには、ハンドル左のレバーで操作します。
下の写真は教習車のダイハツマックスのワイパーレバーです。
レバーには4つ文字があります。
・OFF 雨が降っていない時の通常走行の状態です。
・INT 小雨程度で使用(ある程度の感覚を開けて作動)
・LO 普通の雨の時に使用(連続して作動)
・HI 大雨や台風の時に使用(速く作動)
車によってはOFFの上に【MIST】と表示されてます。
・MIST レバーがMISTの位置にある時だけワイパーが動作し、手を離すと自動的にOFFに戻ります。
ワイパーでなぜ焦るの?
なぜ焦るのかは私にもわかりませんが、焦る時は決まって次の時です。
ワイパーをOFFにしたつもりでも、まだワイパーが動く!
つまり、OFFにするつもりでINTに切り替えてしまった場合です。
なぜかこの時、運転の意識を放棄して全ての意識をワイパーをOFFに注いでしまう方がいるのです。
【なぜワイパーが動いているのか】を確認するためにワイパーレバーを色々と動かします。
そんな事をしているうちに前方不注意や、ハンドルの誤操作、急ブレーキやアクセルペダルの誤操作などを引き起こしてしまいます。
ワイパーで焦らない為に
ワイパーをOFFにしたつもりでも動いてしまう場合は焦らず次の事をすればもう大丈夫です。
ワイパーをレバーを一番上まで上げてから手を離す
これだけで大丈夫です。
一番上はMISTかOFFなので、どちらもワイパーは止まります。
窓の曇り
ペーパードライバーさんの中には窓が曇った時の対処を知らない方も多いと思います。
手で拭こうとして、ハンドルの誤操作を引き起こし、事故につながりやすくなります。
私が初心者の時もそうでした。私が通っていた教習所では教えてもらえませんでした。
下の写真は教習車のエアコン系計器です。
回せそうなレバーが3つと、その下に左右にスライドさせるレバーが一つ、その横にACボタンがありますね。
A.一番左のレバー「風をどこから出しますよー」
B.真ん中のレバー「風量を調節しますよー」
C.一番右のレバー「温度調節しまっせー」
D.スライドレバー「空気を車内/車外から取り込みますよー」
E.ACボタン「エアコンをON/OFFしますよー」
という風な感じです。
デフロスター
デフロスターとは窓が凍結してしまった時や曇ってしまった時に使用します。
Aのレバーを上記デフロスターのマークまで回し、風量を調整すると下の写真に写っている通気口から風が放出され
窓の凍結や曇りを取ります。
窓に風を当てる通気口に設定したとしても、もう一つ設定が必要です。
それはDの内外気設定のスライドレバーです。
写真左のマークが「車内の空気を循環させます」
写真右のマークが「外気を取り込みます」です。
窓が曇った時は必ず、外気を取り込みましょう(写真右のマークに設定)
さらに、AC(エアコン)を作動させるとより一層曇りが取れるのが早くなります。
※車によってはボタン式になっていて、ONにすると自動的に外気取り込みやACをONに設定してくれます。
ポイントはなるべく早めに曇りに気づく事。
普段から曇りとりの設定にできるように練習しておく事です。
焦らず運転する為に、必要な事はできるようにしておきましょう。