ペーパードライバー講習 01 – エンジンのかけ方 と ライト操作 –
ペーパードライバー講習 01
~ エンジンのかけ方 と ライト操作 ~
(2017年の古い記事です。ご容赦ください)
まず最初に、このページは ペーパードライバー講習 を受講したいんだけど、車の操作や手順は全て忘れたよ!何にもわからないから最初から教えてよ!
というようなペーパードライバーさんや初心者さんのためのページです。
ペーパードライバー講習02,ペーパードライバー講習03と作成していく予定です。
エンジンのかけ方とライト操作
運転席
まずは運転席の視界。
ではまず、エンジンをかけてみたいと思います。
エンジンのかけ方わかりますか?
エンジンの掛け方
車のキーを使ってエンジンをかける場合、ハンドルの裏側右下あたりに鍵を挿入箇所があります。
鍵を挿して右(もしくは奥)に回すとエンジンがかかります。
ウィンカーとライト
ウィンカーとライトをつけるにはハンドル右側にあるレバーで操作します。
右のウィンカーを出す時 → レバーを下げます
左のウィンカーを出す時 → レバーを上げます
ライトをつける時 → レバーの右側部分を奥に回します
この写真では2段階回ります(ライトオフの時を入れると3段階)
1段階回すとスモール(車前面脇のライトが小さく灯り、ブレーキランプの一部がついた状態)(夕方薄暗くなってきた時やトンネル等で使用します)
2段階回すと夜走行する為の普通の(下向き)ライトがつきます。
ハイビームとパッシング
ハイビームとは
ハイビームは上向きのライトのことです。
凄くまぶしいので対向車や歩行者がいる時は絶対にやらないようにして下さい。
例えると、懐中電灯を人の顔に向けて走っているようなもので喧嘩売りながら走ってる感じだと思っていただけると分かりやすいです。
ハイビームのやり方
ライト関係なので、上記と同じハンドル右側のレバーで操作します。
ライトをオンの(2段階回した)状態にして、レバー自体を奥に押します。
(ライトがオフの時や1段階回したスモールの状態ではハイビームは動作しません)
そうすると下の写真のようなライトが青く光り、『ハイビーム中ですよ』と知らせてくれます。
パッシングとは
見たことがある方もいらっしゃると思いますが、ライトがピカッピカッと2回ほど強く光ります。
こちらもハイビームの機能を利用したもので大多数の使い方としては『お先にどうぞ』『譲ってあげますよ』という意味合いで使われています。時々『行かせてくれ!頼む!』というような感じで使う方もいらっしゃいますが、こちらはごく少数派です。
パッシングのやり方
先ほどのハイビームでは奥に回しましたが、今度は逆に手前に引きます。
手前に引いているだけライトがつくので、手前に引いたら素早く離してを2回繰り返せばOKです。
こちらはライトがオンの時でもオフの時でも作動します。
注意事項
先ほど、対向車や歩行者がいる時はハイビームをしたらいけないと説明しました。
でもペーパーさんの中には平気でハイビームのまま走行してしまう人がいます。
なぜだか分かりますか?
なぜハイビームで走り続けてしまう車がいるのか!?
普通にみんなと同じ下向きライトだと思って走行しているんです。
・そもそもハイビームの機能があること自体を知らない
・下向きのライトなのかハイビームなのか区別がつかない
という事が原因に挙げられますが、一番の原因が以下にあります。
無意識にハイビーム走行をしてしまう一番の原因
まず、初心者さんやペーパードライバーの皆さんは運転中、特に右左折時に焦る事が多いです。
右左折時に焦る原因としては以下
・後続車を気にしてしまう(一番多い原因)
・車の間隔が微妙でなかなか右左折できない
・歩行者や自転車など、さらに気を配らなきゃいけない外的要因
・でも安全確認もしなければいけない
この時、多くのペーパードライバーさんは右ウィンカーを出すときに下に操作するだけではなく、奥にも押してしまうのです。
それでも普通にウィンカーは動作しますが、ライトのレバーは奥に押されたまま。
これが原因なんです。
ハイビームはライトがオンの状態じゃないと動作しないと説明しました。
昼間にこの状態(ライトオフ&ライトのレバーが奥に押されている状態)で走行してしまうのです。
そのまま気づかずに走行し、夜になりライトつけます→いきなりハイビーム。
これが一番多い原因です。
実際に教習後に私が運転をすると、5割の確率でライトのレバーが奥に押された状態になっています。
無意識のハイビーム 予防策
・ライトを点灯時はハイビームの青いマークが点灯していないか確認する
・ライトをつける前に一旦ライトのレバーを奥に押してみる(奥に押せなかったら既に押されている状態なので元に戻す)
このどちらかを実行すれば、ハイビーム走行せずに済みます。
安心して運転する為に、少しでも焦らない運転をする為に覚えておくと便利です。